【第一種動物取扱業者のブリーダーが厳選】愛鳥家のための信頼できる公式サイト・情報源まとめ

こんにちは。ブログ「るぶたんぐらむ」を運営している、かおりです。

10年以上にわたる中型インコの飼育・繁殖経験と、家庭動物管理士や第一種動物取扱業といった公的な資格を持つ専門家として、日々鳥たちと向き合っています。
私自身、かつてはインターネットに溢れる情報の中から、本当に正しいものを探し出すのに苦労した経験があります。

だからこそ、この記事では「専門家の視点」から、すべての愛鳥家さんに自信を持っておすすめできる、信頼性の高い公式サイト・情報源だけを厳選しました。
なぜこれらのサイトが重要なのか、ポイントを絞って解説していきます。

※ 私の詳しい経歴や活動理念、飼育環境へのこだわりについては、ぜひプロフィールページをご覧ください。
>>「るぶたんぐらむ」運営者プロフィールはこちら

【法律・制度】鳥と暮らす全ての人の「責任」と「信頼の証」

【法律・制度】鳥と暮らす全ての人の「責任」と「信頼の証」

なぜ、ペットと暮らす上で「法律」が関係あるのでしょうか?
それは、動物たちがモノではなく「命」であり、その命を守ることは社会全体の責任だと国が考えているからです。
ここでは、その中心的な役割を担う環境省のサイトを、少し踏み込んでご紹介します。

環境省:動物愛護のルールを定める、すべての基本

環境省は、日本の動物愛護に関するルール「動物愛護管理法」を所管する行政機関です。この法律は、私たち人間と動物が幸せに共存できる社会を目指すための、いわば「お約束事」がまとめられたものです。

>>環境省 公式サイトはこちら

特に重要なページ①:動物の愛護及び管理に関する法律

この法律は、すべての飼い主さんに関わる大切なルールブックです。

例えば、最近ニュースでも話題になった「マイクロチップの装着義務化」。これは、万が一愛鳥が迷子になった時に、飼い主さんの元へ帰れる可能性を格段に高めるための、愛鳥を守る仕組みなんです。

他にも、ブリーダーやペットショップに対して「ケージはこれくらいの広さが必要ですよ」「従業員一人あたりがお世話できる頭数はここまでですよ」といった、具体的な数字でルールを定める「数値規制」も導入されました。

これは、動物たちが最低限の快適な暮らしを送れるようにするための、大切な基準です。このサイトでは、そうした法律の最新情報を原文や分かりやすいパンフレットで確認することができます。

>>動物の愛護及び管理に関する法律のページはこちら

特に重要なページ②:第一種動物取扱業者の規制

これは、私のように動物の販売などを事業として行う、いわば「プロ」に対する、より厳しいルールです。
単に動物が好きというだけでなく、専門的な知識と責任を持つことの証明として、都道府県への登録が義務付けられています。

例えば、各事業所に必ず一人、動物に関する専門知識と技術を持った『動物取扱責任者』を置くこと、そしてその飼育環境が適切かどうか、行政による立ち入り検査を受けることなどが定められています。

皆さんが新しい家族をお迎えする際に、お店やブリーダーがこの『登録番号』をきちんと提示しているかを確認することは、その子が適切な環境で育ってきたかを知るための、最初の、そして最も重要なステップです。

>>第一種動物取扱業者の規制に関するページはこちら


【環境保護】愛鳥のルーツと、地球規模の視点

【環境保護】愛鳥のルーツと、地球規模の視点

私たちが共に暮らすインコは、そのルーツを辿れば、遥か遠い国の豊かな自然に行き着きます。
ペットとしての側面だけでなく、野生動物としての一面を知ることは、彼らへの理解を深める上で非常に重要です。

WWFジャパン(世界自然保護基金ジャパン)

世界最大級の自然環境保全団体です。

インコを含む多くの希少な生き物は、「ワシントン条約(CITES)」という国際ルールによって守られています。
これは、野生の動植物を守るために、国と国との間で「この動物の国際的な取引はルールを守って行いましょう」と約束する、世界的なお約束事です。

WWFのサイトでは、こうした国際的な取り決めや、インコたちの故郷である南米などの「森林伐採」の問題に関するレポートを見ることができます。
愛鳥の野生での状況を知ることで、一羽の命の重みをさらに深く感じられるはずです。

>>WWFジャパン 公式サイトはこちら


【健康・医療】科学的根拠に基づく、最新の知識を

【健康・医療】科学的根拠に基づく、最新の知識を

愛鳥の健康を守る上で、個人の経験則だけに頼るのは危険です。
専門家として、常に最新の獣医学や栄養学の知見を取り入れることは不可欠だと考えています。
ここでは、その大元となる動物医療の中枢組織をご紹介します。

公益社団法人 日本獣医師会

日本全国の獣医師が所属する、日本の動物医療のまさに「総本山」です。

特に鳥と暮らす上で知っておきたいのが、動物から人にうつる可能性のある『動物由来感染症』です。
その代表例が『オウム病(鳥クラミジア症)』で、サイト内ではこうした病気の正しい知識や予防法が、専門家の視点で分かりやすく解説されています。

また、各都道府県の獣医師会へのリンクも掲載されており、地域で信頼できる動物病院を探す際の重要な手がかりにもなります。

>>公益社団法人 日本獣医師会 公式サイトはこちら


【専門的な飼育情報】探究心に応える、より深い学びの場

【専門的な飼育情報】探究心に応える、より深い学びの場

基本的な知識に加え、さらに専門的な視点を得ることは、飼育の質を格段に向上させます。
ここでは、より広い視野でインコ飼育を考えるためのサイトをご紹介します。

エキゾチックペットの飼育情報

インコを含む、鳥類・爬虫類・小型哺乳類といった「エキゾチックペット」全般の飼育情報を網羅したサイトです。

例えば、「種類ごとの性格の違い」「推奨されるケージの具体的なサイズ」「ペレットや副菜の与え方」「かかりやすい病気の兆候」など、日々の飼育に直結する非常に具体的な情報がまとめられています。

他の動物と比較しながら、インコという種の特性をより深く、立体的に理解することができます。

>>エキゾチックペットの飼育情報サイトはこちら


まとめ:信頼できる情報で、愛鳥との暮らしをもっと豊かに

ここまで、専門家の視点から厳選した6つの公式サイト・情報源をご紹介しました。

愛鳥との暮らしは、日々の小さな発見と学びに満ちています。しかし、その土台には、常に「信頼できる情報」がなくてはなりません。この記事が、皆さんの情報収集の羅針盤のような存在になれば幸いです。

このブログでは、これからも私の経験と科学的根拠に基づいた情報を発信していきます。インコと暮らす毎日が、よりやさしく、より豊かなものになりますように。

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